結局データ通信用SIMをIIJmioに。Huawei E5377で使ってみた。契約によってはANAマイレージも貯まるようだ。



結局U300はフルサイズSIMとMicroSIMと2枚買い、フルサイズSIMはHuawei E5377に、MicroSIMはPosh Micro X S240に入れて使っている。が、なぜだかPoshに入れたのはある程度の速度がでるものの、Huaweiに入れたものは速度が遅い。


U300の販売店舗の店員さんは、「短期間でたくさん使うと一時的な速度制限があるかも」なんて言っていたが、Huaweiの方の対応バンドなども関連しているかもしれない。どうにかならないものかと思い、結局「IIJmio」を購入。

フィンランドの使用データ量など関係なしに定額で無制限に使えるサービスに慣れているとなんでこんなに不便なのだろうと思ってしまうが、まあフィンランドは人口も少ないからそれが可能なのかもしれない。

IIJmioは、月間に高速で使用可能な容量が決まっていて、高速使用はオン/オフが可能となっている。高速使用は「バンドルクーポン」という呼び名となっており、速度が必要な時にはこのクーポンをちょっとづつちぎって使うような感覚か。オンオフはIIJmioのサイトからも可能なほか、Android/iOS用のアプリ「みおぽん」も出ておりスマホから直接オンオフが可能で便利。なおオンオフの切り替えは1分以上間を開けないとできないようだ。

高速では下り最大300Mbps、上り最大50Mbps、低速=高速使用をオフにしている間は最大200kbpsだが、「直近3日あたりの低速通信料制限」というばかげたものが存在し、直近3日あたり「366MB」以上低速モードで使うと「通信速度を制限する場合があります」(高速モードがオンの場合には制限はかからない)とのこと。

SIMカードが届けばあとはクレジットカードがあれば契約可能で、バンドルクーポンの容量に合わせ:
・3GBのミニマムスタートプランが月額900円(税抜)
・5GBのライトスタートプランが1520円
・10GBでSIMカードを3枚まで使えるファミリーシェアプランが10GBで2560円
となっている。

最低利用期間は利用開始日から翌月末日となっている。

5GBで使ってみているが、Narrative Clip2も一日分の画像が1GB近くあるのでどう考えても足りない。来月からは10GBにする予定だ。





これは私の購入したmicroSIM版。データ通信専用なので、SMS認証などが必要なLINEや、Googleなんとか認証といった電話の認証があるサービスを利用している方は別にSMS/通話SIMを買うか、こちらのSMS/音声通話に対応したバージョンを購入するとよいだろう。






SIMカードはHuaweiに入れてみた。パソコン側からHuaweiに接続しAPNの設定を。Huaweiで自動認識された最初から入っている設定「IIJmio(デフォルト)」を、IIJmioのパッケージに書いてあったAPN「iijmio.jp」、「ユーザー名、パスワードは不要」、「認証タイプPAPまたはCHAP」に書き換えるもなぜだか使えず、自動認識された以下の設定のままだと無事つながった。

ユーザー名:mio@iij
パスワード:●●●(なんというパスワードになっているのかはわからない。「mio」とかかな。)
APN:iijmio.jp

全く問題なく使えるし、低速通信でもU300より速い気も。

なお、IIJが2月10日に発表したところによると、ANAマイレージクラブ会員向けに「IIJmio高速モバイル/Dサービス」(この記事で紹介しているもの)でマイルがたまるサービスを同日より開始したとのこと。マイルを貯めるにはIIJのSIMを新規契約しないとだめだし、上のAmazonで販売されている600円台の格安パッケージは存在せず、ANAマイレージモールを経由したパッケージでないとだめで、その価格は3000円となっているが、
・新規契約で200マイルもらえることに加え、翌月以降契約プランに応じて
・ミニマムスタート 月9マイル
・ライトスタート 月15マイル
・ファミリーシェア 月25マイル
そうなのでこれからの使用を検討しているANAマイレージ利用者は検討してもいいかもしれない。これについてはANAのページから購入できる


(abcxyz)

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