ヴィンテージスタイル!珍しいメカ・クオーツハイブリッドにシースルーバック!UNDONE提供デザイン+レビュー


UNDONEより、同社の「Urban」モデルの腕時計をカスタマイズしてレビューする機会を頂いた。

UNDONEは香港のMichael Youngによる会社で、レトロウォッチの修理から時計サプライヤーに、そしてカスタマイズウォッチメーカーへと成長した会社。2016年にはKickstarterでプロジェクトを成功させている。


*2019年1月20日追記*
UNDONEの最新コレクション、「トロピカル」のレビューも公開していますので合わせてどうぞ。

カスタム



カスタムできる要素はケース、ダイアル(文字入れ可)、針(時分針とクロノグラフ秒針は別に選択可能)、ストラップ、背面(画像入れ/文字入れ可)。


ダイアルはどれも個性ある顔立ち。ヴィンテージ、モダン、クラシック、リミテッド(限定)、それぞれのダイアルで色も選ぶことができる。ダイアルにより蓄光(Luminova)があるものとないものがあるので注意しよう。また、ダイヤルにより、日付を表示する部分があるものとないものもあるので要注意。


今回選択したダイアルは「ヴィンテージ」の「Killy」というレトロ感溢れるもの。なお、Killyで使われている時間を表す数字のフォントは、フィンランドの小学校の時計として一般的に使われていたフォントと同じものだ。なおここではダイアル上に自分の好きな文字を入れることも可能だ。


針は時針分針の色形、そしてクロノグラフ秒針(一番長い針、普通の秒針は6時方向にある小さな針だ)も色と形が選択できる。時分針とクロノグラフ秒針でそれぞれに色を選べるので時計の与える印象を細かく自分風にアレンジできる。こちらも時針分針には蓄光があるものと無いものがあるので注意しよう。


やはり時計全体の雰囲気を大きく変えてしまうストラップはどれを選ぶか悩むところだ。とは言え、UNDONEは別売りでストラップの販売もしているのでここは直感で決めて、後から買い足しても良いだろう。もちろんクイックリリースストラップが採用されている。


ケース背面はガラスのものが初期設定になっており、画像を入れることが可能になっている。
また、ソリッドケースにも文字を入れてパーソナライズする事が可能。


なお、今回のベースモデルとなっている「Urban」の他にダイビングウォッチスタイルの「Aqua」もあり、こちらも同じく細かくカスタムする事が可能だ。


今回はケース、時分針を黒、ストラップとクロノグラフ秒針を赤にして、黒と赤の色を対比させることによるスタイルの面白さを出してみた。

そうしてできた実際の腕時計


4月6日にオーダーし、フィンランドに届いたのは4月28日。


まずは開封の儀。箱もオシャレだ。


ボタンを外すと箱をスライドできる凝った仕組みになっている。ボタンには「HASHI HATO」の刻印。阿部ハトメ株式会社によればこのボタンは日本製のようだ。時計そのものではないし、細かいところだが、こういった細部まで手を抜いていところに好感を持てる。


レトロ!美しい!


ケースはPVD(物理蒸着法)コーティングにマットサンドブラスト仕上げがなされている。40mm。3ATM、30メートル防水だ。竜頭にはブランドロゴの「U」が入っている。


ドーム型の風防はK1強化ガラスで、このドーム型のもっこり感がまたレトロ風味を出していて良い。厚さは13mm。背面は平らなクリスタルガラス。

使用するムーブメントはSII(セイコー)の「VK61A」。これは「メカ・クオーツ ハイブリッド」と呼ばれるもので、時刻や日付の表示にはクオーツを用いているが、クロノグラフ部分はメカニカルなモジュールで機能するというものだ。TMIによれば、通常使用でバッテリーは約3年もつとのこと。


クロノグラフとしては文字盤中央から出ている一番長い針がクロノグラフ秒針で、他に時計12時方向に60分計がある。クロノグラフびょしんは1/5づつ動くようになっており、60分計が60分まで測るとバッテリー温存のためクロノグラフは自動的に止まる。だがクロノグラフとしての機能はこれだけでは無いのだ!

Killyの文字盤は外側からタキメター、テレメター、そして分、時、が表示されている。この文字盤のスタイルは40年代や50年代のクロノグラフ腕時計に見られたものにインスパイアされたように見受けられる。

文字盤に青文字で記されているのはタキメター(Tachymeter)。こちらは、1kmを車などが走行した時間を60秒以内で計測するのに使える。停止させた時に表示されているのが時速となる。また、このほかに、1分以内に何かが始まり完了した場合、例えば45秒でハンバーガーを一つ平らげ終えた場合、タキメターを見ると80と記してあるので、(同じペースで食べ続けることができれば!)1時間に80個食べる事ができるというわけだ。

赤く記されているテレメーター(Telemetre)は、音速を元に記された数値により距離を測るための表示だ。例えば雷が光った時にクロノグラフをスタートし、音が聞こえた時に停止、そしてテレメーターのところに記されている数値を見れば、それが何km離れた場所の音なのかが判る。

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機械式のクロノグラフの動作と、操作時の感覚はクオーツやデジタルのクロノグラフとはひと味違う。

今時ストップウォッチなんてスマホアプリで十分と思われるかもしれないが、手首にある物理デバイスでボタンをプッシュして時間を測定できる便利さ、そしてアナログなのにタキメターとテレメーターによる複雑な測定が可能だというところは、是非ともデジタルに慣れ親しんだ世代にも使って楽しんで頂きたい。


そして背面も見逃せない。クオーツ時計でスケルトンバック!それだけでも珍しいが、このムーブメントはただのクオーツではなく、ハイブリッドであることもお忘れ無く。

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クロノグラフを操作する時にはスケルトンバックで機械部が動くのも見えるのだ。

まとめ



手頃な値段でヴィンテージスタイルの腕時計を手に入れることができるし、ヴィンテージの中に自分のスタイルを入れ込んだ独自性を持たせる事ができるというのは、ヴィンテージスタイル好きには堪らないだろう。

細かくカスタムできる点は当然のこと、選択可能なそれぞれの文字盤のデザインそれぞれのセンスの良さや、珍しいメカ・クオーツ ハイブリッドに加え、やはり珍しい透明な裏蓋を採用した(メカ・)クオーツ式であることも見逃せない。

もし購入される際には、UNDONEのディフォルトデザインの中で気に入ったものがないかまず確認してみよう。その方がカスタマイズするよりも多少安いのだ。どれもスタイリッシュだが、もし完全に気に入ったものがない場合や、オリジナリティーを求める場合はやはりUNDONEのカスタマイズ機能を使い一部分だけでも自分色にアレンジしたいところだ。

日本から当ブログをお読みになっている方には嬉しいことに、UNDONEは「UNDONE ジャパン」として日本には2017年に上陸しており、多くの新手海外ブランドと違い、ちゃんと日本に販売代理店、そして修理委託先もあるので安心だ。日本版のウェブサイトもしっかり作られている。もちろん日本のウェブサイトからも同様にカスタマイズ可能。

更に、UNDONE ジャパンでは、L’Arc〜en〜CielのリーダーでベーシストのTETSUYA氏とのコラボレーションモデルが販売や、ファッションディレクター干場義雅モデル、タカシマヤ スタイルオーダー サロン干場義雅監修モデルも存在し、購入可能となっている。

Instagramの@undonewatchesがシェアしている投稿もカスタマイズのアイデアを得るのに良いので見てみるといいだろう。

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この場をお借りして、今回レビューする機会を与えてくれたUNDONEに感謝したい。

Source: UNDONE, UNDONE ジャパン, 阿部ハトメ株式会社, TMI - VK61_SS.pdf

(abcxyz)

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